進化する化粧品とは?

今回のテーマは進化する化粧品です。

こちらの画像は、2018年10月、アメリカNY州マンハッタンにてメイクアップ研修中

古今東西、語り草とされてきた、”オーガニックスキンケアプロダクトは、味気ない、効果が物足りない”など。

なぜか、日本にいると、スキンケアプロダクトと美容成分(効き目)ばかりに注目しがちです。

しかし、それはもう、昔の話になるのかもしれません。

世界のスキンケアブランド(自然派のスキンケアブランド含む)などが、続々と”サイエンスおよびバイオテクノロジー“を取り入れ業界のトレンドは、”人間、社会、地域環境の持続的な発展(Sustainability)”および”アニマルテストフリー(Cruely Free=虐待フリー/Not tested on animals=動物実験されていない)”へと革命的に変化しているように感じています。

アメリカやイギリスのスキンケアブランドの一例では、

イギリス企業研修中(ロンドン)では、天然自然由来の成分とサインスティックバイオテクノロジーを融合したスキンケアブランドを使用、

魅力は、結果重視の*アニマルテストフリーのスキンケアプロダクトで全世界で販路(一部地域除く)をもつもの。

*現在、ヨーロッパ(EU=欧州連合)では、2013年3月11日より動物実験化粧品の販売が全面禁止されています。

アメリカ研修中(NY州)では、天然自然成分および古代アーユルヴェーダの伝統とサイエンスティックテクノロジー(自然科学上の技術)を融合したスキンケアブランドを使用、

魅力は、長期的な結果をもたらし、*アニマルテストフリーのスキンケアプロダクトで、全世界に販路(一部地域除く)をもつもの。

尚、研究所と工場(Laboratory=所在地はアメリカのNew Jersey州)を保有しており、スキンケアプロダクトを独自で研究開発しています。

アメリカの動向、化粧品のアニマルテストを禁止、アニマルテスト済み化粧品の販売禁止の州および検討中

*アメリカ全土で化粧品のアニマルテストを禁止する連邦法はまだ成立されていないが、続々と可決されている。以下、✔の法制化された州、同様の法案を検討中など、一部、記事内より引用, Virginia Became The 4th US State To Ban Animal Testing For Cosmetics.

✔ ワシントン州(2020年 可決)

✔ オレゴン州(2020年 可決)

✔ コネチカット州 (2020年 可決)

✔ ミネソタ州 (2020年 可決)

✔ デラウェア州 (2020年 可決)

✔ カリフォルニア州 (2020年1月可決)

✔ ネバダ州 (2020年1月 可決)

✔ イリノイ州 (2020年1月 可決)

✔ ニュージャージー州 (2020年1月可決)

The New Jersey Humane Cosmetics Act(ニュージャージー人道化粧品法)により、2020年1月1日以降に動物実験を使用して開発または製造された化粧品の販売を禁止します。

✔ ロードアイランド州 (2020年 可決)

✔ メキシコ (2021年 可決)

メキシコは北米で最初に化粧品の動物実験を禁止した国です。

✔ ハワイ州(2022年1月1日以降)

The Hawaii Cruelty Free Cosmetics Act (HCFCA=ハワイ州の動物実験に関する化粧品法)により、 2022年1月1日以降に動物でテストされた新製品の販売を禁止しています。

✔ ニュヨーク州 (2022年1月1日以降)

The New York Cruelty Free Cosmetics Act (NY州の化粧品の動物実験に関する法律)により、2022年1月1日以降、動物でテストされたほとんどの化粧品の製造または販売を禁止しています。

✔ バージニア州(2022年1月1日以降)

✔ メリーランド州(2022年1月1日以降)

*虐待のない美しさに対する消費者の需要も過去10年間で急上昇しました。調査会社MarketGlassは、世界のウ”ィーガン化粧品市場が2027年までに*210億ドルを超えると予測しています。 化粧品市場を今後数年間、より思いやりのあるものにシフトする全国的な禁止へ。

*210億USドル = 約2兆3,869億611万JP円

日本の国家予算に例えてみると、2021年度予算案の国の一般会計歳出106.6兆円

世界のウ”ィーガン化粧品市場から目が離せませんね。

*尚、日本は、化粧品のアニマルテストフリーは法制化されていません

これらが意味するものは、世界のスキンケア業界、すなわち美容産業の転換期(進化)の現れなのでしょうね。

日本の素晴らしいものづくりと高い技術力で、日本全ての化粧品メーカーも世界のトレンドへと追従し、底力を見せつけてほしいと切に願います。

なぜなら、美容業界は、日本の経済や人々を豊かにできる産業のひとつでもあると思うからです。

ガンバレ日本!!!

では、素敵な一日をお過ごしくださいね。