一連のやり取り全文をこのブログへ乗せていいのかなと思ったのですが、
わたし個人の、ほんの一部の経験談ですが、これからかアメリカ目指す人、チャレンジしようとする人たちの参考と力になるならばと、正直な気持ちを書いています。
昨年の10月にNYへ来て、無事にスクールを卒業しました。
残るは、NYのエステシャンライセンス実技試験を受け帰国します。
実は、日を追うごとに、NYでも挑戦してみたいとう考えが強くなり、卒業と当時に就職活動をしてスポンサーを探しました。
マンハッタンに数店舗構えるSPAにアプライしました。
書類選考で受かり、後日、一次面接へ進みマネージャーとのインタビューがありました。
そして二次試験へ進み、昨日、エステの実技試験でした。
結果、
この技術では、メリハリがないし自分だったら感動しないし、リピーターもしない。
こんな技術では、自分が育ててきた大切なSpaに対して失礼である。
ここは学校のテストではない、自分のスタイルを出さなければならない。
他の6人の書類選考で受かり、二次試験へ進んだエステシャンたちとの競争には勝てない(みんな独自のスタイルも持っていた)とはっきりと言われました。
すでに、試験開始時間が、夜9:30 pm を過ぎていて、もちろん、前準備する時間はなく、緊張もしました。
勝手に、1時間内にアメリカスタイル(無難なエステティック技術をすべて網羅した)のエステをする必要があると自己判断してました。
当日、連絡の行き違いで(わたしの確認ミス)で、NYの真冬の夜、外で40分ほど待ちました、カラダが冷え(施術中に鼻水がでて鼻を噛むため中断し)、自分でも終始納得いく施術ができていませんでした。
それでは、プロではないといれわれれば、その通りです。
だからとても反省しています。
原因は、
NYのスクールで習った技術をそのままコピーし、無難なマニュアル通りのマッサージをしたからです。
もちろん実力不足もあります。
スクールで習ったスタイルが悪いということではなく、あくまでも人と違った実力を出さなければ競争に勝てないということです。
また、今まで10年ほどの経験で培ってきた、自分の強みの持ち味を全く出せなく終わってしまいました。
自分スタイルのマッサージには、初回のお客さんをリピートさせる率が高く(結果と満足感)、そうさせる自負心があるからです。
またNYクリニックで施術を受けられたお客様が、外部のサイトにわたしの実名入りの評価するレビューが掲載されていたそうです(クラスメートがこの画像を送ってくれて知りました)
でも、この日、クリニック内のヒーリングミュージックのボリュームが大きくてお客様が、居心地があまりよくない感じだったので、わたしが、音量を小さくして欲しいと頼んだ日のことでした。
クリニックでは、独自の持ち味を出したマッサージも取り入れていたことは確かです。
とても嬉しかった出来事のひとつです。
もちろん、わたし自身、ここアメリカでも基本であるエステシャンインシュランスにも加盟(これはアメリカのビューティースクールに在籍していないと加盟できません)しています、全てことに責任を持つという意味でもプロとしてやっています。
お客さまも自ら意思で予約され、お金を払って来ていただいています。
満足していただき、さらに効果をだすために、次につなげるこをも常に意識してやってきています。
わたしが、今まで独立して個人事業主として稼いできたプライドでもあります。
この仕事が好きでやりがいがあり、そして将来につなげるためにNYに来たからです。
いったい、わたしはアメリカへ何をしにきたのだろう?
そんな、長い長い一日を過ごし初心に戻るきっかけを頂いたようです。
しかし諦めず、もう一度マネージャーへ再試験のチャンスを懇願し、了承してくれたのです。
この時すでに深夜12時を過ぎていていました。
そして、現時点で、もう一度学生ビザ(その他のビザ)で、NYへ戻れる確約がないことが分かり(ビザ問題、金銭的な面)、あっけなく終わってしまいました。
帰宅したのは、深夜1:30amを過ぎていて、あまりのショックで、呆然として今に至ります。
アメリカは、一発勝負(最高のパフォーマンス=Faical Treatment的なパフォーマンスではなく、インタビューなどの第一関門を突破する効果のともなった技術)、そして這い上がっていく力が必要な国だという事がすごくわかりました。
ちなみに、アメリカは、エステシャンというカテゴリーでの労働ビザは基本取得できません。
それでも、たくさんの人たちが、数パーセントのチャンスのために夢をかなえるためにトライしていることは確かなのです。
一次面接、二次面接で、延べ数時間を割いてくださったマネージャー。
通勤に2時間かかるとおっしゃていたので、昨日帰宅されたのは、深夜3:00amを回っていたことは確かです。
貴重な時間とチャンスを与えてくださり、ありがとうございました。
今もどこかでチャレンジしてる君へ
When you experience setbacks,you should view them as opportunities for growth.
あなたが挫折を経験したとき、それは成長のための機会です。
A role model is a person whose behavior and success you would like to emulate.
ロールモデル(自分が影響を受ける人)は、具体的な行動や考え方チャレンジと成功を見習いたい人です。
学びは学校の勉強や成績、無難なマニュアルだけではないのです。
PS.ここアメリカ流のスポンサーを探す際のインタビューおよび、実技試験のコツが分かったような気がします。
ここは自国(日本)ではないということを念頭に置き、アメリカという国に最大の敬意をはらい。
何を準備し、何を表現するかという、コツとポイントが分かっただけでも貴重な財産です。
きょうもお疲れさま。
では、素敵な一日をお過ごしくださいね。