物覚えの苦手な親世代に携帯電話の操作方法を教えるコツ!?

少し前ですが、ロンドンから日本に無事に帰国しています。

わたしがいた業界は、まともに大打撃を受けていますが、この経験も人生の一つとして受け止めています。会社より招集がかかるまで日本にて自宅待機です。

実は、2019年5月ロンドンの企業に内定を頂いて、正式な手続きに入ったと当時に母の頸部リンパ節の癌が発覚しました。

写真は当時、熊本市内の病院の病室にて(母は放射線室で治療中のため、待っているところ)

(現在はコロナ禍は家族でも病棟へ一切入れません。許可制で入退院時の荷物搬入室のみ可)

あまり驚きはしませんでしたが(わたしの性格上意外と肝が据すわってます)。

高齢になれば病気の一つや二つぐらいありますからね。

病気になったからと言って決して不幸ではないし、本人や家族も含め誰一人とも犠牲にしてはいけない、いつなんんどきもハッピーでなければいけないというのは私のポリシーですもあります!

それよりも、今の瞬間から、今後どのように幸せに生きていくのかが最も大切なことだと思ってますから。

現在も治療継続中ですが、おかげさまで意外と元気です。

日本の最大疾患

第一位 悪性新生物

第二位 心疾患

第三位 老衰

第四位 脳血管疾患

わたしが、大学時代、学んで記憶していた日本の最大疾患の順位が変わっていることに驚きです(記憶が正しければ第三位が脳血管疾患だったかと・・・)。

それだけ、日本の超高齢化社会が進んでいることの現れですから・・・。

話をもどして、家族は母親と母の愛犬(マルプー10歳女の子)とわたしだけなので、渡英までの間に、できる限りのことを準備し、迷うことなく渡英しました。

もしもの時は実家の土地付き家を売却し、いつでも動けるようにと必要最低限の母親の荷物だけ残し不要なものを全て処分しました。

そして仮置きしていた、わたしのプライベートな荷物(元々少い)と、サロンで使用していた一部のものを除き、さらに処分しました。

結果、私自身も、身軽に動けるようになりました。

出国前準備の一つとして、情報弱者である母の携帯の機種変更をさせ、LINE通信方法を教え(鬼のような特訓w)ましたね。

時代背景から見ても将来的にはスマホに完全移行になると思われます(Again・・鬼特訓w)

渡英後は、ロンドンと日本の時差に合わせて毎日LINEでやり取りして、治療の進捗や体調など近況を知ることができましたね。

入院中の様子や退院後、自宅での見守りもできるし、ほんと簡単なLINE通信には助けられましたね。感謝です

さて本題です

「物覚えの苦手な親世代に携帯電話の操作方法を教えるコツ!?」

① まず紙とペンを用意してもらい、本人に、本人のわかる「文字」と「絵」や「図形式」で、操作手順を順番道理に書いてもらう。

あとから見返してもすぐに認識できるようにします。

ここが大事なのですが、私たちが何気なく使っている専門用語など簡単な表現であっても、本人が分かりやすい表現で明確に伝えます。

例えば、「設定」を押すとは言わずに、「真ん中の●を一回だけ押す」とか、「携帯の受話器マークのボタンを1回だけ押す」とか。

② 「写メの撮り方」や「ビデオ通話方法」も同様に、「一つの操作一ページ」に分けて「文字」と「絵」や「図形式」で本人の言葉で操作方法を書いてもらう。

③ このメモは財布などに入れていつでも持ち歩けるよう携帯してもらいます

④ 誤字、脱字、意味不な文章でもなんでも良いので、毎日LINE操作一日一文をしてもらいます。

⑤ 怠惰で操作が分からなくなっても、一度教えた操作は教えません。 本人がメモしたものを見てもらい自分で解決してもらいます。

それでも、どうしてもわからなくなった時だけ教えます。

この方法はわたしが、大学時代の現場実習で療育施設(発達生涯や学習障害、自閉症などのことどもたちの教育施設)で学んだ時のことを思い出し応用したものです。

発達障害や学習障害、自閉症などをもつ、こどもたちは、「抽象的な言葉(あれ、これ、そのなどすぐに理解することがとても難しいこもいるので、はっきりと正確に伝えます。

例えば

誤) このボールを片づけてください

正) この丸くて赤いボールを、黄色のキリンの置物の横にある四角い箱の中に、ゆっくり置いてきてください

お役に立てればうれしいです。

では、素敵な一日をお過ごしくださいね。

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