日本が世界基準の思想(多様性)へ急加速し変化しようとしていることは、同じ日本人として、とても誇らしく思いますし、素晴らしいことだと思います。
反面、もちろん不当な差別や区別、無関心などはいけませんが、やさしさや思いやりのある、日本人らしさや文化は大切にしてゆきたいと思っています。
こちらは、2011年の渡豪時、オーストラリア先住民族(アボリジニ)ダンスショーにて
※撮影許可いただいています

彼らの顔や体に書かれた模様や手形は、クレイでボディペイントされた意味のあるものらしいです。
以前、オーストラリア滞在時、DIVERSITY(多様性)の教育を、特別な講師から直接学びました。
現在日本でよく聞く「多様性」と、海外で受けた思想では、少し異なるなと感じることもあります。(個々の言論の自由があるため詳しくは避けます)
さて
渡英した際、福岡国際空港からバンコク経由でロンドン入りしたのですが、バンコク国際空港で次のフライトを待っている間に、インドネシア人の女性とお話する機会がありました。
彼女はロンドンで仕事をしていて(ご主人と子供さんたちはインドネシアに住んでいる)、年に1回(数週間のホリデーを利用して)、ロンドンからインドネシアへ帰省するそうです。
かれこれ10年程そのような二重生活が続いているそうす。
「寂しくないですか?」と聞いたところ、「生活(お金)のためだし、給料良いし、家族とは毎日連絡を取り合っているので寂しくない」と話してました。
そして、会話の流れでアロマの話になったとき、彼女のバックからオイル(スーッとする香り)を取り出して見せてくれました。
「頭痛や肩こりに効くよ!」と嬉しそうに話してくれました。とても爽快感のあるよい香りです。

その際ふと、目についた彼女の少し乾燥した指先、一生懸命生きているんだなとこころの中で感じました。(決して、偏った差別的な目線で見たわけではありません)
日本で生まれ恵まれた環境に暮らし、自由を選択できる今の状態に感謝しなければと思うからです。
また、
わたしの同僚(ロンドン滞在先寮の部屋も同じ)の一人でもある、インドネシア出身の女性がいます。
彼女の前職は、ヨーロッパ内のある、ラグジュアリーホテルのフォーシーズンズ(Four Seasons Luxury and Resort Hotel)のビューティ&マッサージセラピストでした。
ちなみに、彼女から受けた、本場の、バリーニーズ&タイマッサージは素晴らしかった!
彼女の夢は、母国で家を建てることでした。
将来的には、カフェをオープンして暮らしていきたいと言ってましたね。
もうすでに土地は購入済みで、インドネシア出身(バンコクで出会った女性と同じ)で、母国に家族や子供がいて離れて暮らしています。
ある日、わたしが疲れている日があり、横になっていると、このハーブティをくれました。


「あまくておいしい!」と絶賛していると、「もしビジネスで仕入れしたい時には送るよ!」と冗談交じりに言ってました。
そして、コインマッサージ(硬貨とオイルを使用してカラダの毒素を体外へ出す方法)をしてくれました。その後、この甘いハーブティーを飲むのが伝統的な自然&代替療法(トラディショナルマッサージ)だそうです。彼女私物のオイルもあのスーッとするオイルと同じ匂いでした。
翌日には体調回復したのであります。ちなみに、このマッサージ方法も完璧(直々に伝授してもらえた)に会得してきました!
ほんの一部の異文化ですが、どう感じますか!?
先進国や発展途上国など、経済状況などで違いは様々ありますが、世界はとても柔軟な働き方や思想が根付いています。
しかし、日本の長い歴史や文化のなかで生きてきて、個々の意識や思想は簡単に変わるものではないと思うんですよね。
日本人や(日本で育ち教育を受けた)、自分の家族(親や祖父母など)通して社会を見てみてください。でうですか!?
きっとまだまだ、世界の思想とかけ離れていることなど多々あるのではないでしょうかね。それが、今の日本社会の現実(縮図)だと思うんですよね。
自分の母親ですら、多様性には程遠く、自分自身も発展途上の身でもあります。
わたし自身、2011年に異文化に触れて以来(研修という明確な目的での渡豪で、海外旅行など除き)、かれこれ10年の歳月がたちましたが、日本も当時と比べても、少しづつですが確実に変化していますよね。
またこれからも、時代ともに多様性な社会に必ず新陳代謝されてゆくことでしょうね。
みんながハッピーな社会に
うちのハッピー犬、本日のラーたん(性格は猫)。日課の食後のグルーミング中。

お役に立てればうれしいです。
では、素敵な一日をお過ごし下さいね。