ここ数年で今まで、興味があったもの、楽しめたものに、あまり興味がわかないという現象に陥っています。どうでもよくなったこともたくさんあります。良い意味でこれが成長なのかと感じています。

幸運なことに、オーストラリア、アメリカ、イギリスとあっちこっち行く機会あって、信じられない程の素晴らしい世界を見せてもらいました。

カジノホテルには、一般ゲスト用のプレールームと、VIPゲスト専用のプレールームがありました。
専用の扉からエレベータに乗り上階にあがると、VIP専用のレセプションがあり、その奥にとんでもない大きな部屋があります。
そこには、ゲスト2名に対し、カジノプレー台、複数のダイニングテーブル、広いバーカウンター、専属スタッフ5名で配属されていました。
ここへ入るには、VIPもしくは、専用スタッフしか入れません。
わたしは、事前にID(パスポート)登録し、セラピストとしてポーターのかたと共に入りました。
キラキラ輝く部屋で、仕事ができたこと、高額なチップまで頂き、夢のような時間でした。
さらに、こちらのホテル

VIPゲストからのリクエストが入ると、ベンツ(四躯タイプ?とにかく大きい車)で、私たちセラピスト送迎までしてくれます。
ホテルについたら、ポータのかたが車の扉を開けてくれ、わたしたちセラピストもVIP対応で歓迎されます。
持参した専用のベットやタオル類など全てポータのかたが、ゲストの部屋まで運んでくださります。

とにかくサービスの素晴らしさに、仕事とはいえ、一瞬、わたしはプリンセス!?!?と錯覚に陥るほどでした。

部屋は全面見渡せる超スイート、ゲスト持ち物(ある日は、複数の大きなキャリーケース、ビーサンともに全てルイヴィトンでした)、部屋の備品(絵画、陶器、ガラス、その他高級品など)粗相のないように最新の注意を払ったのを覚えています。
施術が終わると、ほぼチップはいただいていました、
さらに冷蔵庫の飲み物など好きなだけ持って帰りなさい(すべて無料だからと)とよく声をかけて頂きましたね。とても素敵な方々ばかりでした。

仕事とはいえ、下層階級のものが、上流階級を見てしまったのです。
複雑な気持ちが入り混じり(シンデレラの様な気持ち・・)。
わたしが、見ている方向が、芸能界より社交界(上流社会へ)、テーマパーク界隈より相撲界(伝統文化へ)とより一層気持ちが移ろうのもわかる気がする、今日この頃なのです。
ちなみに
賛否両論あると思いますが、日本のカジノ誘致には肯定派でした。
親切にしてくれた同僚のご主人の職場もカジノでしたし、
そこには沢山の雇用が生まれ、食事を提供する場や交流が生まれ、人やお金が集まり地域を活性させていて、スマートなイメージでもあり、それを身近で観ていたからでした。
お役に立てればうれしいです。
では、素敵な一日をお過ごしくださいね。