顔の外観のたるみとは?

今回のテーマは”顔の外観のたるみ”です。

こちらの画像は、2017年、オーストラリアゴールドコーストにあるリトリート(Retreat SPA)にて。

この日は、VIPゲストが来られますので準備しているところです。

トリートメントルーム

屋外のフットバス&マッサージチェアー

宿泊用時のベットルーム

シャワールーム

ジャグジー

さて、

*たるんだ顔の特徴(Sagging Facial Features)とは、以下の様なものがあります。

*たるんだ顔の特徴は、海外の美容雑誌で発表された情報や検証写真および文献から引用加筆


✔ 眉が下がり眼窩の骨が拡大する (Eyebrows descend,Orbital)

✔ 頬の上部が平らになり、頬骨が目立たなくなる(Upper cheeks flatten)

✔ ほうれい線(Nasolabial folds)

✔ あごのたるみ(Sagging jawline)

✔ 下あごの骨が収縮し前方へスライドするように飛び出す=顔が大きく見える要因(Jowls)

✔ 鼻先を落とす(Dropping nasal tip)

年齢とともに骨のボリュームが失われる(閉経に関連)ことから、顔の外観の変化は男性より女性が顕著です。

また、

みなさんは、カラダには、しわや、たるみがそんなに目立たないのに、顔に限っては、しわや、たるみなどの、外観の崩れが目立つのか?と疑問を持ったことはないでしょうか?

答えは、カラダの構造や機能の違いがあります!

顔の筋肉は、SMAS(The superficial musculoaponeurotic system=特別なファイバネットワーク)が真皮と筋肉に付着していて、その下の靭帯が、骨に固定されいます。

そのため、顔の皮膚と筋肉が同時に動き、細かな顔の表情(しわ、くぼみ、かげなども)を表すことができます。

一方、

カラダの筋肉は、筋肉の起始(Origin) にある骨と、筋肉の停止(Insertion)にある骨に固定されています。このことにより歪みのない正しい姿勢の状態では、顔と違って、カラダ表面に、しわなどができにくいのです。

顔の皮膚(表皮と真皮)はとても薄く(約2.5mm、まぶたは0.6mmほど)、顔の皮膚構造上、筋肉は、伸びやすい性質があり、加齢に伴い、たるみや、緩みが生じます。

また、間違ったマッサージによって、皮膚が、たるむ要因のひとつでもあります。

フェイシャルトリートメント手技には、フリクション(こする=優しく滑らす)、タッピング(軽いタッチでピアノをひくような)、プレッシャー(経穴(ツボ)を押さえる 、優しくエッジにひっかける)などの様な手技があります。

これらは、皮膚下を刺激して、代謝を促進リフトアップ血流改善によるブライトニング作用があります。さらに、タップピングして(*Clinical Proven 化粧品の成分浸透させたり)することから、艶やかな肌になるのです。

*Clinical Proven 効果を臨床証明されたもの

手(ハンズオンファシャル)での、施術を受ける際、

手(ハンズオンフェイシャル)のマッサージには、手の快適な皮膚温度でむくみや、老廃物を排除させるリンパドレナージュを促すことができます。エステマシーンなどと同様に高い効果を得られるのです。

このことから、顔の外観やカラダの歪みと深く関係するヘッドマッサージなど、こちらも同様に、ハンドならではの醍醐味であり、高い効果やリラックス感を得られるのです。

もちろん、きちんと解剖学に沿って学び、トレーニングを受けたエステティシャンの施術ならば、きちんとした効果や安全性を、もたらされますのでご安心されてください。

このように、顔の外観のたるみには、カラダの歪みが密接にかかわっています。

自己診断できる簡単なカラダの歪みチェック方法は以下の通りです。

✔ 正面から見て、目、小鼻、口角、耳などの、左右の高さや位置が違う

✔ 正面から見て、肩や腰(脇腹あたりの腰骨)の高さが違う

✔ 正面から見て、起立した正しい姿勢で、左右の腕の長さが違う(寝た状態での、脚の長さが違う)

✔ 足底の、アーチが崩れている(土踏まずがない=偏平足ぎみになっているな)

✔ 正面から見て、両腕を同時に耳の高さの位置まで上げた時、左右の腕の上げた位置や角度が違う

✔ 口を大きく開けた時、あまり開かない(自分の手の指で測定して、縦に4本未満の場合)

この歪みは、姿勢、くせ、生活習慣などで、日々変化しています

チェック項目に多く当てはまるようでしたら、カラダのバランスを整えることにより、顔の外観が整ってきます。

これらの情報は、わたしが、オーストラリア研修中に、カラダの歪みにつてい徹底的に学び、日々からだと向き合い実証実験し、1年かけてリサーチした、卒業研究論文のテーマ「ファイシャルシンメトリー、フェイシャルリフト、表情や顔の特徴が体に及ぼす作用、美しい整った表情や外観の利点」でもありました。

このことから、おのずと、カラダをケアするには、美容機器、医薬品や化粧品で改善可能なことと、不可能部分もあることが解ってきますね。

一朝一夕にはいかない、お手入れ、だから面白いのです!

では、素敵な一日をお過ごしくださいね。

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